再開すれば継続

旧年中は大変お世話になりました。
SENDAI柔術アカデミー代表の角田憲之（かくた　のりゆき）です。

改めて本年もどうぞ宜しくお願いします。
ホームページをリニューアルした機会にブログを再開したいと思います。

さて初回になりますが、テーマは「継続」です。
継続は大事とかそういう内容の前の話になります。

よく会員様から「角田先生は柔術黒帯になられたのだから、ずっと柔術を継続して練習して来られたんですよね？」と言われますが、実際は真逆です。
物事をサボってしまう部分で言えば赤帯を締めているかもしれません。笑

今だから言えますが、私は柔術を全く練習していない時期が4年ほどありました。
大学時代に柔術をスタートして、大学卒業後は関西の会社に新卒入社しました。
当時はサラリーマンで慣れない環境や仕事も忙しく、また飲み会も楽しく柔術を全く練習しておりませんでした。。
柔術が嫌いになった訳でなく、むしろ大好きでいつも頭の中では練習したいな～と心の中では思っておりました。
ただ1カ月練習しなくなり3カ月、半年、1年と期間が空き、なんか練習いくのも億劫だなと、、、気づけば4年ほど柔術から遠ざかっておりました。
そして見事に体重は〇〇kgも増量に成功していました。。。。

そんなある日の年末年の瀬に当時東京で仕事をしていた私は、帰省の為に仙台の実家に戻るため新幹線に乗ろうと東京駅におりました。
その時偶然にもAXIS柔術アカデミー代表であり私の師でもある渡辺孝真先生にバッタリと偶然にもお会いしました。
数年ぶりにしかも練習をサボって当時は今よりも〇〇kgも太ってしまった私は気まずさMAXの状態で、渡辺先生に勇気を持ってお声をかけました。

その時に先生に言われたことは
「練習は毎日続けなくても良くて、週に一回でも、月に一回でも、年に一回でも、それこそ数年に一回でもいいから道着に袖を通せば練習したことになる。」
という内容の話をして頂きました。

柔術に戻るには、アレコレしないといけないと考えていた当時の私の心はとても軽くなったことを覚えております。
そして年明けの年始から柔術をリスタートして、その数年後に仙台に道場を設立し今に至ります。

長い人生で見た時に続けられない、止まってしまうことも多々あります。
その時に大切なことは、リスタートを切れるかどうかです。
リスタートさえ切れれば、例え長い時間続けていなくても「継続」していることになると思います。
そして「継続は力になり、そして運と縁をもたらします。」ここのお話はまた機会を改めてブログに綴りたいと思います。

皆さんの中で途中で投げ出してしまったことはありませんか？
1月という時期は、もう一度リスタートする、新しいことにチャレンジするにはタイミングがとても良いです。
皆さんのリスタート、チャレンジを応援しております。

再開すれば、それすなわち継続です。